自動車産業 – モータードライブ

モータードライブ

自動車産業では、近年電動化の流れが加速しており、電動車両の動力源としてモータードライブがますます重要な役割を果たしています。
モータードライブは、効率的かつ信頼性の高い動力伝達を実現するために欠かせないコンポーネントであり、その性能向上が求められています。
タンガロイは、こうした精密な加工ニーズに応えるため、革新的な切削工具ソリューションを提供しています。高い加工精度と生産性を両立させることで、お客様の製造プロセスを最適化し、競争力のある製品開発を支援します。

ツーリングコンセプト

  • 工程集約により加工時間と使用工具数を低減
  • 取り付けをTungCap仕様にすることにより工具交換時のダウンタイムを大幅に改善
  • AddMultiTurnによる高送り後挽き加工を適用、高能率加工を実現
  • 焼入れ後工程にハードターニングを適用、研削レス化による加工能率の向上と生産コストの低減

注目の工程

工程 1: 平面仕上げ/面取り加工

特徴&効果

  • 工程集約により加工時間と使用工具数を低減
  • 切込み角70°と背分力の小さいインサートはワーククランプ力の弱い鍛造品の幅決め加工に最適
  • 切込角度70°のカッター。この理想的な角度は、主分力と背分力の絶妙なバランスを保ち、鍛造材のような不安定なクランプ力でも被削材に安定感と確かな制御を提供。
  • TungCapツーリングにより、機械停止時間を大幅に削減

  • AH3225材種は耐摩耗性と耐欠損性を高次元で両立することで驚異的な長寿命を実現
  • 鋭利な刃先処理と大きなすくい角との組み合わせで切削抵抗を低減
  • 10コーナー仕様で経済的

  • 経済的な片面4コーナ仕様のインサートを採用した面取りカッタ
  • シャープな切れ刃で、バリの発生やびびりの発生を抑制し高い加工面品質を実現
  • 高い耐摩耗性を誇るAH725の材種を適用

工程 2: 外径旋削荒加工

特徴&効果

  • 高送り刃形により、後挽き加工において従来のISO工具に対し約200%となる高能率加工が可能
  • 後挽き加工の適用により、段付きのシャフト加工などで散見されるリングばりの発生を抑制
  • 独自の強固なインサートクランプシステム(Y-PRISM)により、優れたクランプ剛性を実現。安定した多方向への加工および高能率加工を実現

6C-TOMG-TM
  • 経済性に優れる両面6コーナ仕様
  • 中切削加工から荒加工まで適用可能なコーナ角80°タイプ
  • T9215材種の適用により鋼旋削加工において圧倒的な耐摩耗性/耐欠損性を実現

工程 3: 外径旋削仕上げ加工(ハードターニング加工)

特徴&効果

  • 干渉回避の為に2工程を要する加工でも、溝入れ用ホルダを使用することで工程集約が可能
  • 正面切れ刃に大きな円弧ワイパーを備えるため、外径高送り加工をしても加工面品位に優れる
  • TungCapツーリングにより、機械停止時間を大幅に削減
  • TungTurn-Jetホルダの適用により、切れ刃のすくい面と逃げ面の2方向からのクーラント供給が可能。切れ刃の冷却効果を促進し長寿命化を実現

CBNインサート
  • 多様な溝加工ニーズに対応するマルチファンクショナルシステム

  • ろう付け面積を広くできる『WavyJoint』形状を採用したことで、高送り加工でも切削熱によるろう材の軟化を防止

  • 焼入れ鋼旋削加工用コーテッドCBN材種『 BXA10』は、連続~弱断続加工の第一選択材種
  • 耐クレータ摩耗性に優れるCBN母材により、安定加工を実現
  • 耐摩耗性および耐チッピング性に優れる新多層PVDコーティングにより、長寿命加工を実現
オンラインセミナー

オンラインセミナー

オンラインセミナー
新製品、技術テーマ別、MATRIXなどのセミナーを開催中

一覧を見る

e-Catalog

e-Catalog

e-Catalog
CADデータと3Dモデルをダウンロード

e-Catalogを見る

タンガロイのサービス