名古屋工場で使用するすべての電力を再生可能エネルギー由来の電気に切り替え

電力使用による CO2排出量をゼロに

株式会社タンガロイ(社長:木下聡、本社:福島県いわき市好間工業団地11-1)は、名古屋工場で使用するすべての電力を中部電力ミライズ株式会社が提供する「Greenでんき」※1に切り替え、2022年1月1日より名古屋工場の電力使用によるCO2排出量ゼロ達成に向けた取り組みを開始しました。

当社は、太陽光発電システムの導入や、切削加工における生産性の向上、不良率縮小による電気使用量の低減などを通し、昨年は原単位比較※2で14%(対2013年)のCO2削減を達成いたしました。

この度、中部電力ミライズ株式会社から水力発電と太陽光発電に由来する環境価値を活用し、実質的に再生可能エネルギー100%となる「Greenでんき」を調達することで、さらに年間約1,425tのCO2を削減できる見込みです。これは東京ドーム35個分のスギ人工林が1年間に吸収する二酸化炭素の量に相当します。

2030年までには、CO2排出量を2013年比で46%低減し、カーボンニュートラル実現に貢献して参ります。

  1. ※1 中部電力ミライズ株式会社が提供する非化石証書に基づく環境価値を用いてCO2フリー化した電力
  2. ※2 生産物1単位ごとのCO2排出量の比較

担当者の声

2021年6月に工場長をトップとした再生可能エネルギー導入プロジェクトが立ち上がり、年間1,400tを超えるCO2排出量の低減に向けた取り組みが始まりました。コスト面で大きな壁が立ちはだかる中、中部電力ミライズ株式会社の全面的な協力のおかげで名古屋工場の電力使用によるCO2排出量ゼロ達成に至りました。今後の取り組みにつきましても、同社のアドバイス、サポートを基に進めて参ります。

環境報告書は下記からご覧いただけます。

https://tungaloy.com/wpdata/wp-content/uploads/environmental_report-j.pdf