安いだけで終わらせない。性能も、選びやすさも、メーカーの技術サポートも。新エコノミーエンドミルシリーズ「SolidBoost」

安いだけで終わらせない。
~性能も、選びやすさも、メーカーの技術サポートも。新エコノミーエンドミルシリーズ「SolidBoost」~

汎用エンドミルは種類が多く、見た目も似ています。だからこそ現場では、「とりあえず安価な汎用品」で回しがちです。
でも実際には、びびる/欠ける/条件が出ない/生産性が上がらない――この4つがエンドミルの“つまずきポイント”になりやすい。

ここで重要なのは、エンドミルは「同じように見えても、結果が同じにならない」こと。仕様の違いと使い方の組み合わせで、安定性も能率も大きく変わります。
だからこそ本記事では、コストを抑えつつ、最適な仕様を選定し、正しく使って最高の結果を得るための判断軸を整理。
その答えとして、性能・選びやすさ・メーカーの技術サポートまで含めて使い切れる「SolidBoost」をご紹介します。


1. 汎用エンドミルで起きがちな4つの壁

“あるある”を言語化すると、課題は次の4つに集約されます。

  • びびる(音・面粗さ・寸法が安定しない):剛性不足や条件の当て方で加工が不安定に。条件を下げてしまい、生産性が伸びません。
  • 欠ける(刃先欠損・寿命のばらつき):衝撃や負荷変動で欠けやすく、「欠けが怖くて攻められない」状態になりがちです。
  • 条件が出ない(どこを触れば良いか分からない):仕様要素と条件要素が絡み、原因の切り分けが難しい。結果、改善が止まります。
  • 生産性が上がらない(結局、遠回り):見えないコスト(停止・やり直し・条件下げ)が積み重なり、総コストが最適化できません。

 

2. 似ているのに結果が変わる理由:仕様 × 使い方

仕様で変わる(工具側の差)

  • 刃形(汎用/荒向け/荒〜仕上げ両立 など)
  • 刃数/ピッチ/リードの設計思想(安定性の出やすさに影響)
  • コーナ仕様・刃先処理(欠けにくさ、安定性に影響)
  • コーティング・母材(適用域、寿命の出方に影響)

使い方で変わる(現場側の差)

  • ap/ae/fz/Vc
  • 工具突出し、ホルダ種類、機械剛性
  • クーラント供給、切りくず排出性
  • ダウンカット/アップカット、加工経路(衝撃の入り方)

POINT

「安価か高価か」より先に、“目的に合う仕様”を決める

目的(安定/能率/工程集約)に合う仕様の方向性を先に決めることで、結果のブレを小さくできます。

3. 最高の結果に近づく“判断軸”をシンプル化

コストを抑えつつ結果を出すために、判断軸は3つで十分です。

軸① 安定(びびり・欠けを避け、条件が出る)

まずは“止まらない/荒れない”領域を作ることが最優先。安定が出ると、次の能率アップが効きます。

軸② 能率(生産性)

加工時間を削るには攻め方が必要。ただし安定がないまま攻めると欠け・びびりで失速します。

軸③ 経済性(工具費+止まり損失+運用負荷)

工具単価だけでなく、停止・やり直し・条件下げの時間や、管理工数まで含めて総コストで見ます。

 

4. 安いだけで終わらせない。SolidBoostを“選ぶ”理由

理由① 安価でも、性能に妥協しない

安定加工・欠けにくさ・能率――現場の困りごとに直結するポイントを押さえ、「安いから仕方ない」を前提にしません。

理由② 3兄弟で選びやすい(迷いを減らす=失敗を減らす)

汎用エンドミル選びで起きやすい“迷った結果、無難に逃げる”を防ぐため、目的別に選びやすく整理しました。

理由③ メーカーならではの技術サポート

詰まった時に前へ進めるのは“知見”。選定・条件出し・トラブル解析まで、メーカーの技術サポートで「回る状態」へ導きます。

5. 迷わない選定:SolidBoost 3兄弟の使い分け

まずは「あなたの目的」に合わせて、まずは3兄弟から選んでください。

汎用

SBS4H

  • おすすめ:幅広い一般加工、まずは安価帯で“無難”を置き換えたい
  • 解決:ばらつき、立上げの不安、コストを抑えたい
  • 狙い:「まずの1本」で安定と使いやすさを確保

安定

SBF4U

  • おすすめ:長突出し/低剛性など、とにかくびびりが出やすい条件
  • 解決:音・面・寸法が安定しない、条件が上げられない
  • 狙い:安定領域を広げて“条件が出る状態”を作る

能率

SBR3/4

  • おすすめ:荒で時間が取られている、工程短縮、能率最優先
  • 解決:荒が遅い/工具がもたない/結局条件を落としてしまう
  • 狙い:“荒加工”で成果を出して総加工時間を短縮

6. メーカーの技術サポートで、SolidBoostで「”加速”する」状態へ

SolidBoostは、工具そのものの性能だけでなく、「選び方」と「使い方」まで含めて結果を出すためのサポートメニューを用意しています。
“安いだけで終わらせない”ために、迷ったらまずここから始めてください。

選定 エンドミル選定サポート

加工形態や条件に合わせて、目的に合うエンドミル選定をサポート。びびり対策の要である工具剛性の考え方も合わせて確認できます。

学ぶ エンドミル技術セミナー

「汎用エンドミルはどれも同じに見える」状況でも、選び方の軸が分かれば結果は変わります。びびり・欠け・切削条件。課題解決に向けた知見を学べます。

事例 TSR(Tungaloy Success Report)

実加工の成功事例から、用途や被削材に近いケースを検索。「同じような加工で、どう選び、どう使ったか」を参考にでき、立上げをスムーズにします。

7. SolidBoostを試す

迷わない3兄弟で、コストを抑えながら“最高の結果”へ。
用途に合うタイプが決まったら、まずはラインアップ確認、または無料サンプルで手応えを確かめてください。

まとめ:安価帯でも、結果は変えられる

汎用エンドミルは“似ている”からこそ、仕様選定と使い方で結果が割れます。
SolidBoostは、エコノミー価格帯でありながら、性能・選びやすさ・メーカーの技術サポートまで含めて、加工を「加速する」状態へ導くシリーズです。

まずは3兄弟から目的に合う1本を選び、迷ったらツール・セミナー・TSRをご活用ください。