工具選定時のQ&A
「右勝手工具でも、加工する時の工具送り方向を変えれば左ねじを加工できます。右ねじを加工する方法を“押し加工”、左ねじの加工方法を“引き加工”と呼びます。ボルトの回転=ワークの回転方向、ナットの進行方向=工具の進行方向と考えると、ワークの回転と工具送り方向が理解しやすいです」
注) 右勝手の工具による引き加工で左ねじを切る場合、シムを変更する必要がありますのでご注意ください。
※ねじの勝手に関してはこちらから確認頂けます
「右勝手工具で左ねじを加工する際は敷き金交換が必要です。ねじの傾き(リード角)に合わせてインサートを傾けないと、インサート逃げ面がねじれ溝と接触する可能性があります。」
敷き金交換の手間を省きたい場合は、TetraMiniCutを使うと部品交換が不要です。
TetraMiniCutのインサート逃げ面は、中心に向かって傾いているので、”右ねじ“と”左ねじ“が同一工具で加工が可能です。
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