『ISO-EcoTurn』インサートとの組み合わせで、コスト削減と高能率加工を同時に実現
株式会社タンガロイ（社長：木下聡、本社：福島県いわき市好間工業団地11-1）は、高圧クーラントにも対応する内部給油式ホルダ『TungTurn-Jet』（タング・ターン・ジェット）にノズル無しホルダを追加し、2021年10月25日より全国で発売を開始します。
製品情報
■概要
『TungTurn-Jet』は、内部給油が可能な旋削加工用工具シリーズです。7MPa以上の高圧クーラントにも対応し、切りくず処理が困難とされる耐熱合金等の加工で高い効果を発揮します。
この度、外径旋削加工用としてホルダ自体に給油口を搭載した内部給油式ノズル無しホルダを追加し、従来のノズル付きホルダとともに、幅広い選択肢をご提案できるシリーズになりました。この内部給油式ノズル無しホルダは、部品点数を少なくしたことでコストダウンに寄与するとともに、内部給油による効果を発揮できる仕様になっています。切りくず処理性能だけでなく、切れ刃の損傷を抑えインサートの寿命を延長する効果も期待できます。
今回のノズル無しホルダの追加と、小型ながら従来サイズのインサートと同等の切削性能を発揮する『ISO-EcoTurn』のインサートとの組み合わせで、『TungTurn-Jet』シリーズはさらに幅広いラインナップで選びやすいシリーズへと進化し、鋼の高速加工や難削材の高能率加工に大いに貢献いたします。
■『TungTurn-Jet』シリーズの特長
- 幅広い加工用途に対応
- 外径旋削加工だけでなく、溝入れ、ねじ切り、内径加工（PSC仕様のみ）など、幅広い加工形態に向けて『TungTurn-Jet』シリーズを展開。高速加工による高能率化、切りくず排出性の向上など高い機能を発揮します。
- 自動盤用でも使用可能
- 自動盤用ホルダにも『TungTurn-Jet』シリーズを展開。自動盤による小型部品の加工において、内部給油による高い加工改善を実現します。また、刃物台から直接切削油をホルダへ供給可能な内部給油経路を持つ機械(*)では、ホースによる給油配管を省略できます。これによりホルダを載せ替えるだけで、すぐに内部給油式による加工が可能となります。（＊：対応する機械に制限があります。）
■主な形番、標準価格
| PCLNR2020H0904-CHP-N | 16,800円（税込み18,480円） |
| PCLNR2525K0904-CHP-N | 18,900円（税込み20,790円） |
計4アイテム
