『TungCut(タング・カット)』シリーズに高剛性ホルダ『TungFeed-Blade』を追加

突切り・溝入れ加工をより高能率に

株式会社タンガロイ(社長:木下聡、本社:福島県いわき市好間工業団地11-1)は、多機能溝入れシステム『TungCut(タング・カット)』シリーズに、高剛性突切り・溝入れ加工用ホルダ『TungFeed-Blade』を追加し、2021年5月6日より全国で発売を開始します。

製品情報

No. 391S3-J 

■特長

『TungCut(タング・カット)』シリーズの突切り・溝入れ加工用新型ホルダ『TungFeed-Blade』 CHGP形は、独自の3コーナ仕様のブレード形状と高剛性の2面拘束ツールブロック形状により、驚異的な剛性の高さで超高送り加工を可能にした突切り・溝入れ加工用の最新工具です。インサート保持部の下側(下アゴ)にブレードサポート形状を設けることで高い工具剛性を確保。さらに3か所に配置されたインサートポケットにより、経済性にも優れます。また、溝入れ用DGM形、SGM形インサートとの組み合わせにより、30~50%送り量を上げることが可能となり、加工能率も向上します。

溝幅は2mm、3mm、4mmを設定。最大突切り径はø52mm、ø82mmに対応します。

専用のCHTBR/L形ツールブロックは、刃物台前面との接触面を持ち、その2面拘束の効果により、高送り加工時の負荷を確実に受止めてびびりを抑え、優れた仕上面と真直性が得られます。

この高剛性『TungFeed-Blade』CHGP形ブレードと専用ツールブロックとの組合せで、信頼性の高い高送り突切り・溝入れ加工が可能となり、加工時間の短縮、加工面精度の改善に大きく貢献します。

■『TungCut』の特長

多機能溝入れシステム『TungCut』は、豊富なラインナップで最高のパフォーマンスを実現します。

  1. びびりを抑制し安定した寿命と精度を実現
    • 独自のクランピングシステムの採用により、インサートのクランプ剛性に優れ、高い切削負荷の加工や横送りでも安定した加工が可能です。
  2. 豊富なラインナップ
    • TungCutは、外径、内径溝入れから、端面溝入れ、横送り加工、突切りなど幅広い溝入れ・突切り加工に対して、豊富なチップブレーカ群と、一体型ホルダから内部給油が可能なブレードタイプまで、充実したラインアップで対応します。

■主な形番、標準価格

CHGP52-3T 16,300円(税込み17,930円)
CHGP82-4T 17,700円(税込み19,470円)
CHTBR2020-52 37,200円(税込み40,920円)
CHTBR2525-82 37,800円(税込み41,580円)

計12アイテム