株式会社タンガロイ(社長:木下聡、本社:福島県いわき市好間工業団地11-1)は、ヘッド交換式エンドミル『TungMeister』にスクエアヘッドのシャープコーナエッジ仕様を追加し、ピンカド形状の高精度加工を実現する新ラインアップとして拡充、2026年1月9日より全国で発売を開始します。

加工課題やマーケットの状況
部品加工の現場では、図面上でピンカド(シャープコーナ)を求められるケースが増えています。特に精密部品の製造では、コーナ部の微細な形状精度が重要視される一方で、従来のTungMeisterスクエアヘッドはギャッシュランド付き仕様のため、コーナ部にわずかな削り残しが発生し、シャープコーナ加工には対応が難しいという課題がありました。このため、多くのユーザーはソリッドエンドミルを使用して対応していました。しかし、工具費や段取り時間、再研削管理などの負担が大きく、より効率的な加工方法が求められていました。こうした市場のニーズに応えるため、シャープコーナエッジ仕様の拡充が必要とされています。
製品概要
TungMeisterは、タンガロイが誇る高能率ヘッド交換式エンドミルシリーズです。45種類以上のヘッド形状と多彩なシャンク材質を組み合わせることで、幅広い加工ニーズに対応。簡単なヘッド交換で段取り時間を短縮し、高精度かつ高生産性を実現します。

製品の特長と便益
特長1:シャープコーナエッジ仕様による高精度加工対応
・ギャッシュランドを排除したシャープコーナエッジ設計により、ピン角指示のある形状加工に対応可能。
・コーナ部の形状精度を維持しながら、ソリッドエンドミル同等の仕上げ面品位を実現。
・ヘッド交換式でありながら、シャープなエッジ形状による高精度な輪郭加工が可能。
特長2:ヘッド交換構造による段取り時間の短縮
・切れ刃部とシャンクを分離した構造により、ヘッドのみの交換が可能。
・突き出し長さを保持したまま交換できるため、再段取りや測定の手間を削減。
・機械停止時間を大幅に短縮し、生産性向上に貢献。
特長3:高剛性シャンクによる安定した高能率加工
・大径シャンクの採用により、工具全体の剛性を強化。
・干渉のない場合は突き出し長さを自由に設定でき、加工条件の最適化が可能。
・振動を抑制し、高速加工でも安定した加工精度を維持。

