熱交換器 – バッフェルプレート

バッフェルプレート

バッフルプレート(邪魔板)とは流体の流れを阻害する為の板です。
熱交換器におけるバッフルプレートは、シェル内に配置することでシェル内の流体の挙動を制御し、複雑な流れにすることで熱交換器内に存在する管との熱交換率を高めると同時に管を保持する事を主な目的として使用されます。
バッフルプレートの主要な加工工程は穴あけ加工です。バッフルプレートの板厚は薄く、複数枚の板を重ねて加工する場合が多いことから、重ね板での穴加工に対応する必要があります。
タンガロイの穴あけ製品は重ね板加工のような難易度の高い穴加工にも対応する製品ラインナップを取り揃え、バッフルプレート加工の生産性向上に貢献します。

ツーリングコンセプト

  • 工具交換や管理の手間を低減するヘッド交換式ドリルの使用
  • 耐摩耗性に優れた材種により安定した長寿命を実現
  • 切りくず処理の難しい軟鋼加工の多いバッフルプレートの穴あけ加工でも安定した切りくず処理と排出を実現

注目の工程

工程1: 穴あけ加工

特長&効果

  • ワンアクションクランプにより、迅速かつ高精度なヘッド交換が可能
  • ボディには強ねじれ溝を採用し、安定した切りくず排出性を実現
  • 再研削が不要で、再研削コストおよび予備工具の在庫削減し工具管理が容易

DMPヘッド
  • 汎用性の高い先端角 140°ドリルヘッド
  • 切れ味の良い刃先処理で低抵抗かつ長寿命

工程2: 穴あけ加工(大径穴)

特長&効果

  • 2枚刃仕様ドリルで大径穴明加工の高い生産性と信頼性を発揮
  • ねじによるヘッドクランプと大きな拘束面を採用。加工が不安定になりやすい重ね板加工でも高い信頼性を発揮
  • 切りくず排出性能と剛性のバランスに優れる溝形状の採用

SMPヘッド
  • 独自の非対称V字形状クランプで高い位置決め精度とクランプ剛性を実現
  • 最新のAH9130材種で耐摩耗性を発揮し、長寿命を実現
オンラインセミナー

オンラインセミナー

オンラインセミナー
新製品、技術テーマ別、MATRIXなどのセミナーを開催中

一覧を見る

e-Catalog

e-Catalog

e-Catalog
CADデータと3Dモデルをダウンロード

e-Catalogを見る

タンガロイのサービス