ヘッド交換式エンドミル『TungMeister』 ERコレット一体型シャンクにER32サイズを追加 ― クーラント穴付き一体構造で旋盤・複合加工機の加工信頼性を向上 ―

株式会社タンガロイ(社長:木下聡、本社:福島県いわき市好間工業団地11-1)は、刃先交換式エンドミルシステム『TungMeister(タングマイスター)』のERコレット一体型シャンクに、ER32サイズを追加し、2026年6月22日より全国で発売を開始します。これにより、旋盤や複合加工機におけるびびりの抑制と工具信頼性の向上に貢献します。

加工課題やマーケットの状況

旋盤や複合加工機では、ER32コレットチャックが広く採用されています。これらの機械ではツーリングの突出しが長くなる傾向があり、びびりの発生による加工精度の低下や能率向上の妨げが課題となっています。また、クーラント供給が不十分な条件では切りくずの噛み込みによる工具欠損のリスクも高く、安定した連続加工のための信頼性確保が求められています。

製品概要

TungMeisterは、高精度かつ高能率な加工を実現するヘッド交換式エンドミルシリーズです。45種類以上のヘッド形状と多様な材質をラインナップし、工具径5〜32mm に対応。ヘッドとシャンクの組み合わせは13,000通り以上にのぼり、幅広い加工用途をカバーします。工具交換が簡単で繰り返し精度に優れており、段取り時間を短縮しながら安定した切削性能を発揮します。

シャンクにも多彩なバリエーションがあり、その一つに独自のERコレット一体型シャンクがあります。ERコレットとシャンクを一体構造にすることで、一般的なコレットチャックにエンドミルを把持する構成と比べて高い工具剛性を確保できる点が特長です。従来はER11、ER16、ER20、ER25に対応していましたが、このたび新たにER32サイズを追加します。

製品の特長と便益

特長1:ERコレット一体型による高剛性と広い加工領域
・ERコレットとシャンクを一体構造とすることで、締結部のたわみを抑制し高い工具剛性を実現。重切削から高精度仕上げまで幅広い加工条件に対応可能。
・突出し長さを大幅に短縮したアイテムを設定。びびりを抑えて加工領域を大幅に拡張。

特長2:突出し長さの最適化による安定加工
・切削点近傍にクーラントを供給することで、切りくずの噛み込みを防止。突発的な刃先欠損を抑制し、連続加工時の信頼性を確保。
・冷却性と潤滑性が向上し、難削材加工でも安定した切削性能を発揮。


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