高能率ヘッド交換式エンドミルシリーズ TungMeister に新しいトルクレンチを拡充

株式会社タンガロイ(社長:木下聡、本社:福島県いわき市好間工業団地11-1)は、高能率ヘッド交換式エンドミル『TungMeister』(タング・マイスター)において、ねじ規格S04に対応する新トルクレンチを拡充し、2025年10月27日より全国で発売を開始します。

加工課題やマーケットの状況

タング・マイスターは、幅広い産業分野で活用されているヘッド交換式エンドミルシリーズです。特に、自動車・建設機械・航空宇宙・重電重工といった産業で、加工品質への影響を懸念し、工具の締付トルクのばらつきを抑えたいという要望があります。また、従来のトルクレンチはねじ規格S05以上のサイズにしか対応しておらず、小径サイズであるS04の締付には対応できていませんでした。こうした課題に対応する新たな製品へのニーズが高まっています。

製品概要

高能率ヘッド交換式エンドミル
TungMeisterは、ねじ込み式で簡単にヘッド交換ができる高能率エンドミルシステムです。45種類以上のヘッド形状と多様なシャンク材質により、幅広い加工ニーズに対応し、生産性と加工精度を両立します。

製品の特長と便益

特長1:ねじ規格S04~S08に対応したトルク管理
-新たにS04規格に対応することで、より幅広いヘッドサイズへの対応が可能
-トルク管理により適正な締付けトルクを維持し、工具性能を最大限に発揮
-締め過ぎや締付け不足による工具破損や加工不良のリスクを低減

特長2:コンパクト設計による優れた操作性
-従来品と比べて小型・軽量化を実現
-狭いスペースでも取り回しがしやすく、作業効率が向上
-作業者の負担を軽減し、安定したトルク管理をサポート