小型部品の高精度肩削り加工に最適!3コーナ仕様M級インサートでコスト低減に貢献
株式会社タンガロイ(社長:木下聡、本社:福島県いわき市好間工業団地11-1)は、直角肩削りカッタ『Tung-Tri(タング・トライ)』に04サイズを追加し、2021年8月30日より全国で発売を開始します。
製品情報
■概要
切れ味の良い3コーナ仕様インサートを採用した『Tung-Tri』シリーズは、精度や能率、さらに経済性の高さで好評をいただいている直角肩削り用カッタです。06、10、15の3サイズのインサートを揃え、加工部品や除去量の大きさによって、最適な工具を選択していただけます。
昨今、3Dプリンティングや鍛造/鋳造技術の向上により、取り代が少ない加工に対する要望が増えています。これらの加工の最適解として、この度最大切込み3.5mm の04サイズを追加します。
『Tung-Tri』シリーズのコンセプトはそのまま継承しつつ、それを内接円径ø4.0mmという超小型インサートで実現し、工具径ø16mmで4枚刃、ø25mmで6枚刃など、従来品の1.5~2倍の多刃化を実現し、高能率加工を可能にします。
また、底面側の加工面品位も非常に高く、狭窄部の平面加工用としても十分ご使用いただけます。
■『TungTri』の特長
- 幅広いラインアップを誇る経済的な直角肩削りカッタ
- 経済的な3コーナ仕様インサートは、ヘリカル切れ刃と大きな軸方向・半径方向すくい角を持ち、高精度加工と低抵抗を両立させています。インサートサイズは15、10、06、04の4種類をラインナップ。チップブレーカには、汎用型、非鉄金属加工型、切りくず分断効果のあるチップスプリッタ付き切れ刃の3種類を設定しています。さらに、ボディも小径の柄付きタイプから大径のラフィング用までを揃え、広範囲な部品形態で高精度、高能率な肩加工を実現します。
- 幅広い領域での加工が可能
- すくい角が大きく切削抵抗の低いインサートは、逃げ面に特殊な多段形状を持たせることで鋭い切れ味と高い刃先強度を両立させています。また、ボディに不等ピッチを採用することで、加工中のびびりを抑制しています。これらの組合せによって、『Tung-Tri』シリーズは非常に幅広い加工領域で、びびりの少ない安定した高精度肩加工を実現します。
■主な形番、標準価格
ボディ
EPA04R016M16.0-04 | 35,800円(税込み39,380円) |
EPA04R025M25.0-06 | 50,700円(税込み55,770円) |
計15アイテム
インサート
TOMT040204PXER-MM AH3225 | 930円(税込み1,023円) |
TOMT040208PXER-MM AH120 | 930円(税込み1,023円) |
計8アイテム