“最適スクエアエンドミルセレクター”を公開
工具選定の迷いをゼロへ—剛性比較までワンクリックで実現
エンドミルは刃径・刃数・材種・コーティングなどバリエーションが無数にあり、「どれを選べばいいのかわからない」という声は後を絶ちません。とくに肩削りや溝加工で使用されるスクエアエンドミル(切込み角90°)は、切削抵抗が工具軸に対して直角方向に作用するためたわみやビビりが発生しやすく、高い剛性の確保が生産性と寿命延長のカギとなります。
そこでタンガロイは、本日より “最適スクエアエンドミルセレクター” をウェブ上で無償公開しました。本ツールは、ユーザーが現在使用中のエンドミル仕様・突き出し長・加工条件を入力するだけで、条件に最適なタンガロイ製スクエアエンドミルを自動提案。さらに現行工具との剛性差をリアルタイムで数値化し、最適解を “見える化” します。
3つの注目ポイント
ポイント | 詳細 |
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1. 迷わない選定 | 刃径・刃長・刃数・被削材などを入力すると、条件を満たすシリーズと型番を瞬時にリストアップ。カタログをめくる手間と時間を大幅削減。 |
2. 剛性を数値で比較 | 現行エンドミルと候補工具の相対剛性を自動計算し、グラフで可視化。たわみ量を事前に把握でき、ビビり・刃欠けのリスクを低減。 |
3. 生産性&寿命を両立 | 加工深さ・切削幅・突き出し長に基づく推奨により、高能率加工と工具寿命延長を同時に実現。誰でも最適選定を簡単取得。 |
使い方はシンプル
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工具仕様を入力:刃径(DC)、刃数(NOF)、有効刃長(APMX)、突出し長(L)
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加工条件を入力:切込み深さ(ap)、切削幅(ae)、被削材など
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シミュレーション開始をクリック
→ 候補エンドミルと剛性比較グラフが表示され、推奨切削条件も同時に確認可能。
利用可能場所
最適スクエアエンドミルセレクターはこちら
※その他、タンガロイ公式ウェブサイト ヘッド交換式エンドミルTungMeister製品ページ、ソリッドエンドミルシリーズSolidMeister製品ページなどにも配置。
今後もタンガロイは、デジタルツールと切削ノウハウを融合し、お客様の加工課題を解決する革新的なソリューションを提供してまいります。