ワイパー刃も設定し、鋳鉄の高速仕上げ加工に最適
株式会社タンガロイ(社長:木下聡、本社:福島県いわき市好間工業団地11-1)は、フライスカッタ『TPW / EPW形』に鋳鉄の高速仕上げ加工用CBNインサートを追加し、2024年8月26日より全国で発売を開始します。
■製品の特長
- 『TPW / EPW形』は切れ味と刃先強度を両立したインサートで、高精度加工を可能にするフライスカッタシリーズ。
- 切込み角(KAPR)は90度で、直角肩加工だけでなく、突起物や治具がある部品の平面加工にも有効。
- 汎用のMJ形や、アルミ用AJ形など4種類のインサートシリーズを設定。
- ボディはボアタイプTPW形とシャンクタイプEPW形。ø32~ø200mmをカバー、標準刃と多刃仕様を設定。加工状況に合わせた最適工具を選択可能。
■拡充品のポイント
- 鋳鉄の高速仕上げ加工用CBNインサートを設定。
- 経済的な2コーナ仕様の標準刃に加え、ワイパー刃も設定し優れた加工面粗さを実現。
- インサート材種には、中粒CBNを高密度に結合させた高含有CBN「BX480」を設定。高硬度、高靭性で熱伝導性にも優れることからVc=1000m/min.以上の高速加工にも対応。
■おすすめのユースケース
- 機械ベースのような鋳鉄部品加工において、仕上げを高速加工で能率を上げたい場合。
- 鋳鉄部品の平面仕上げ加工で治具と工具が干渉するため別工具を使っているが、一つの工具で仕上げたい場合。
■主な形番、標準価格
F2-SWGW130508PDLSR BX480 | 9,770円(税込み10,747円) |
WSGW130508PDLSR BX480 | 6,950円(税込み7,645円) |
計2アイテム