『SlotMill Series』に 内部給油が可能なカッタシリーズを追加

小径用高剛性モジュラヘッドもラインアップ

株式会社タンガロイ(社長:木下聡、本社:福島県いわき市好間工業団地11-1)は、刃先交換式サイドカッタ『SlotMill Series』に内部給油が可能なシリーズを追加し、2024年1月9日より全国で発売を開始します。

■製品の特長

  • 『SlotMill Series(スロットミルシリーズ)』は、溝幅1.6mmから25mmまでカバーする幅広いサイドカッタシリーズ。
  • セルフクランプタイプから高強度の縦インサートタイプまで、4シリーズでラインアップ。加工形態に応じて最適工具を選定可能。
  • 『TungMiniSlit』:セルフクランプタイプ。溝幅CW=1.6~4mmに対応。
  • 『TungThinSlit』:独自の6コーナ仕様インサートを採用。CW=4~8mmに対応。
  • 『TungUniversalSlot』:両面仕様6コーナタイプのインサート。CW=10~16mmに対応。
  • 『TecTangentialSlot』:縦インサートタイプで高剛性を誇る。CW=16~25mmに対応。

■拡充品のポイント

  • 内部給油に対応する2タイプのカッタシリーズを拡充。
  • 『TungThinSlit』『TungUniversalSlot』シリーズでø32mm~ø63mmの小径サイドカッタを新たにラインアップ。いずれも内部給油が可能。
  • 剛性の高い接続が可能なコッタレスモジュラタイプを採用。
  • 従来のモジュラヘッドのレンチをかけるコッタ部を無くすことにより、突出しを短くすることで剛性を高めることに成功。
  • 溝幅CW=4mm、6mm、10mm。 最大溝深さCDX=6.1~21.6mm。
  • 『TungThinSlit』『TungUniversalSlot』シリーズのボス付きタイプでは、ø80mm~ø125mmの工具径範囲において内部給油方式のサイドカッタを新たにラインアップ。
  • 溝幅CW=4~16mm。 最大溝深さCDX=18.5~34mm。
  • 専用のTSA形アダプタと組み合わせることで、切れ刃へ直接クーラントを供給。
  • 内部給油が可能となることで、切りくずの加工物への滞留を改善。切れ刃・加工物を効果的に冷却し、安定加工が可能。

■おすすめのユースケース

  • サイドカッタが外部給油式で、切りくずが排出しきれず、溝の内部に残ってしまう状況を解消したいお客様
  • 外部給油でのサイドカッタ加工は速度が上がらず能率が低く、内部給油に変更することで能率を上げたいお客様。
  • インサート式の小径サイドカッタを探しているお客様。
  • 剛性を上げて加工能率も上げたいお客様。

■主な形番、標準価格

HSV02R032M08-02W4.0C 76,000 円(税込み83,600 円)
HSW06R063M16-04W10.0C 97,100 円(税込み106,810 円)
TSV02R080A27.0-05W4.0C 130,500 円(税込み143,550 円)
TSW06R125A37.0-06W10.0C 153,000 円(税込み168,300 円)

計25アイテム

■製品カタログはこちら

No. 423S1-J

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SlotMill Series(スロット・ミル・シリーズ)