アルミニウム合金等の非鉄金属部品加工で抜群の切りくず処理性能を発揮
株式会社タンガロイ(社長:木下聡、本社:福島県いわき市好間工業団地11-1)は、アルミニウム合金等の非鉄金属部品加工において抜群の切りくず処理性を発揮し生産性向上に寄与する『NS』形三次元チップブレーカ付きPCDインサートを2022年2月14日より全国で発売を開始します。
製品情報
■概要
アルミニウム合金や銅合金を加工する際、従来のチップブレーカのないPCDインサートを使用すると切りくずが伸びワークに絡む、加工面に傷をつけるなど生産性や品質に大きな影響を及ぼしていました。
新しく発売する『NS』形三次元チップブレーカ付きインサートは、PCDの表面に最新の特殊技術で三次元ブレーカを彫り込んでいます。これによって、アルミニウム合金や銅合金などの被削材でも、切りくずを短く分断でき、切りくずトラブルによる機械停止(チョコ停)や、切りくず処分にかかる時間を大幅に削減できます。
『NS』形チップブレーカは、微小切込みから、最大2mm程度まで、幅広い切込み量に対応できるようにブレーカを設計しています。したがって、このインサート一つで、荒加工から仕上げ加工までカバーすることが可能で、工具集約、生産性の向上に大いに貢献します。
PCD材種には、刃立ち性に優れ、安定した高品位の加工面を実現する『DX110』を設定。鏡のようにきれいな加工面を実現します。
■主な形番、標準価格
1QP-CCGT060204-NS DX110 | 8,900円 (税込み 9,790円) |
1QP-DCGT11T304-NS DX110 | 8,900円 (税込み 9,790円) |
1QP-VCGT160408-NS DX110 | 9,900円 (税込み10,890 円) |
1QP-VBGT160404-NS DX110 | 9,900円 (税込み10,890 円) |
計10アイテム