焼入れ鋼の旋削加工を経済的に!
株式会社タンガロイ(社長:木下聡、本社:福島県いわき市好間工業団地11-1)は、焼入れ鋼旋削加工用セラミック『LX10』材種を、2021年7月20日より全国で発売を開始します。
製品情報
■概要
セラミック材種は、CBNよりも安価で、超硬合金よりも硬度が高く耐摩耗性に優れていることから、焼入れ鋼の旋削加工用工具の一つの選択肢として使用されています。
今回、酸化アルミニウム(アルミナ)にTiCNを添加し、より曲げ強度を高めた焼入れ鋼加工用セラミック『LX10』材種を発売します。
セラミックは靭性が低く、主に連続加工に使用されるのが一般的ですが、『LX10』材種は、微粒の結晶を高密度に焼結することで耐欠損性も向上しております。
インサートの単価メリットに加え、中切削速度領域(50-150m/min)でのHRC55以下の焼入れ鋼旋削加工においてCBNよりも優れた耐摩耗性を発揮し長寿命を実現するセラミック『LX10』材種と、焼入れ鋼の200 m/min以上での高速旋削加工を実現するCBNのラインナップで、加工内容に合わせた工具選択が可能になります。
■主な形番、標準価格
CNGA120408 LX10 | 940円(税込み1,034円) |
RNGN120400 LX10 | 890円(税込み979円) |
TPGN160308 LX10 | 1,050円(税込み1,155円) |
計65アイテム