抜群の切りくず処理性と高品位加工を実現
株式会社タンガロイ(社長:木下聡、本社:福島県いわき市好間工業団地11-1)は、耐熱合金やステンレス鋼加工に最適な『AH8015』材種に、仕上げ加工用「JS」形チップブレーカを追加し、2024年10月15日より全国で発売を開始します。
■製品の特長
- 『AH8015』はAl高含有で耐摩耗性に優れた積層PVD皮膜と靭性が高く、耐塑性変形性にも優れた専用母材を組み合わせ、耐熱合金やステンレス鋼の加工に最適。
- コーティング膜の密着性を大幅に向上させることで耐熱合金の加工で問題となる境界損傷を抑制し、安定した長寿命を実現。
■拡充品のポイント
- AH8015材種に、仕上げ加工用「JS」形チップブレーカを追加。
- JS形は大きなインクリネーションにより、良好な切りくず排出性と低抵抗を実現。また、独自のすくい面形状と刃先仕様で、抜群の切れ味と切れ刃強度を両立。
- 仕上げ加工に最適化したブレーカ突起は、低切込みから高切込みまで幅広い加工領域で確実に切りくずをコントロール。
■おすすめのユースケース
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- 耐熱合金製の小型部品加工において、境界損傷から突発的に寿命に至るなどインサートの寿命が不安定であり、耐熱合金でも寿命が安定しているインサートを探している場合。
■主な形番、標準価格
CCGT060201M-JS AH8015 | 1,640円(税込み1,804円) |
TCGT110204M-JS AH8015 | 1,480円(税込み1,628円) |
DCGT11T302M-JS AH8015 | 2,340円(税込み2,574円) |
計20アイテム