タンガロイは、主な生産拠点を日本に置き、アジア・ヨーロッパ・北米など、20カ所以上の営業拠点や配送センターを有します。お客様に高い品質の製品とサービスを迅速に提供するグローバルネットワークを築いています。
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1934年の創業以来、タンガロイはCBN・サーメット・PCD・セラミックス・CVDやPVDコーティングされた微粒超硬など、あらゆる種類のインサート材種を世に送り出して来ました。このような実績から現在タンガロイは世界第4位のCBN生産量を誇ります。(当社調べ)
切削工具業界に革新をもたらせるような、新製品を主とした世界規模で展開するキャンペーンのことです。TunGForceはタンガロイの長い歴史において最大のキャンペーンです。
競合他社の工具と比較した場合、TunGForceキャンペーン対象の製品は、より短時間でより多量の切りくずを排出するよう設計されており、たとえ機械が旧式であっても加工の生産性は確実に向上します。
超硬合金を母材とした材種を超硬材種と言います。
材種は統合的に「超硬合金」「コーティング」「表面処理」から構成されています。このうち超硬合金はベース(母材)となる要素で欠くことができませんが、ほか二つは必要に応じてあるものとないものがあります。
超硬合金 – 硬質の金属炭化物とそれらを結合するバインダ(通常はコバルト)から作られる合金です。
表面処理 – コーティング処理後にインサートのスクイ面などに施される表面処理のことです。いろいろな種類のものがあります。
コーティング材種 – 耐摩耗性や耐欠損性などを強化するため、素のままの超硬合金にコーティング処理を施した材種です。今日流通しているインサート(チップ)の多くはコーティング材種です。
ノンコート材種 – コーティングを行わない素のままの材種です。
PremiumTec(プレミアム・テック)とはタンガロイが独自に開発したコーティング表面平滑化技術のことです。この表面処理によりコーティング表面の均一性を高め、インサートの性能と寿命に悪影響を及ぼすコーティング処理中に発生する副産物を除去します。CVDコーティングでは処理中に被膜と母材の熱膨張率の差異により発生する残留引張応力をなくします。PVDのコーティングでは表面に発生するドロップレットも除去します。
そのため工具寿命と生産性を向上します。
PVDコーティングは1980年代の後半に誕生しました。その後ナノテクノロジー技術により飛躍的な進歩を遂げた革新的な耐摩耗性ナノ被膜が開発されました。この新コーティングは50ナノメートルの薄さの被膜から構成されており、従来のコーティングと比較すると強度がはるかに向上しています。
CVDコーティング材種のT9200シリーズです。T9200シリーズは倍速切削(高速・高送り加工)を可能にします。
鋼の仕上げ・中仕上げ・中切削用・荒加工用には、Tシリーズチップブレーカ(TF・TSF・TM・TH)を用意しています。
Pシリーズチップブレーカ(PS・PM)は、鋼の低切込み・高送りにおける、中仕上げから中切削加工に適しています。
また、タンガロイ独自の表面平滑化技術PremiumTec(プレミアム・テック)と組み合わされて使用されることにより生産性とワーク品質がさらに向上するとともに、長寿命化・安定加工を実現します。
NS9530/GT9530/AT9530などのサーメット材種は鋼の鏡面仕上げに最適で面粗度を改善します。
ISOインサートシリーズISO-EcoTurn(ISO・エコ・ターン)です。
多くの加工では切削条件に対して必要以上に大きなサイズのインサートが使われていますが、この問題を解決するのがISO-EcoTurnです。
インサートの体積をおよそ40%削減することにより価格をおよそ20%低減。しかも切削性能は損なわずそのまま維持しています。
タンガロイのCBNインサートなら、CBNチップに「HF・HS・HP・HM」など、チップブレーカを直接砥ぎ付けたタイプがあり、中切削から仕上げ加工時に、優れた切りくず処理を実現します。
超硬製ボーリングバーStreamJetBar(ストリーム・ジェット・バー)をご使用ください。StreamJetBarは長い突き出しのボーリング加工において、びびりを抑制し切りくず処理も改善します。また、びびり抑制機構付きボーリングバーBoreMeister(ボア・マイスター)も用意しています。
切削速度を通常の2-3倍に上げられることです。通常の超硬材種で100m/minのところ最大300m/minまで速度を上げることができ、生産性を向上します。
仕上げ加工用はSFチップブレーカ、中切削加工用にはSMチップブレーカ、荒加工用にはSHチップブレーカ、耐境界損傷にはSDMチップブレーカの4種類を用意しています。
これらすべてを最新グレードのT6200およびAH6200シリーズと組み合わせることで、より高生産、長寿命、抜群の信頼性を実現します。
スムーズな切りくず排出・切削熱の低減と、それによる工具の長寿命化です。タンガロイのTungTurn-Jet(タング・ターン・ジェット)システムは切削部へ直接クーラントを供給することにより、生産性を飛躍的に向上します。
高圧クーラントシステムは耐熱合金・ステンレス鋼・チタンなどのねばい材質のワークを削るときに効果的です。
タンガロイのe-Catalogで、CADデータが必要な工具の形番を検索してください。各工具のページで、CADデータ(DXF・STP)をダウンロードできます。
e-Catalog
右勝手ホルダには右勝手の敷金、左勝手ホルダには左勝手の敷金を使用してください。
最大突き出し長さは、鋼シャンクの場合はシャンク径の3倍、超硬シャンクは5倍、びびり抑制機構付きボーリングバーBoreMeister(ボア・マイスター)は10倍です。
総合カタログの部品表に(ユーザガイド>工具部品)ねじ毎に締付けトルクN・mの値が出ています。
EasyMulti-Cut(イージー・マルチ・カット)は端面の深溝入れに適しています。スムーズな切りくず排出を可能にし、端面溝入れの生産性を向上させます。
TetraForce-Cut(テトラ・フォース・カット)・TetraMini-Cut(テトラ・ミニ・カット)・AddInternalCut(アド・インターナル・カット)は、4コーナインサートにより高い経済性を実現しています。独自形状のポケットに研削級インサートを取り付ける仕様で加工時の安定性と繰り返し精度を向上します。
TungHeavyGroove(タング・ヘビー・グルーブ)です。独自のダブテイル形状のクランプ機構により重切削時のインサートの動きを抑制します。インサート幅は10mmから25mmまであります。
第一推奨はAH7025です。さまざまな加工に対応します。
耐摩耗性を重視するならT9225、断続切削など耐欠損性を重視する場合はGH130を使用してください。
AH905が適しています。
TetraForce-Cut(テトラ・フォース・カット)、TetraMini-Cut(テトラ・ミニ・カット)、 DuoJust-Cut(デュオ・ジャスト・カット)、DuoForceCut(デュオ・フォース・カット)、MiniV-LockGroove(ミニ・V ロック・グルーブ)、TungCut(タング・カット)があります。
Tetra(テトラ)シリーズは、研削チップブレーカー・三次元チップブレーカーなど豊富なチップブレーカーや、様々な溝幅を取り揃えています。
DuoJust-Cutは、インサートクランプねじを前側と後ろ側の両方から締付けることができます。
DuoForceCutは、強固なインサート締付け機構を持ち、カム式旋盤に対応します。
MiniV-LockGrooveは、2コーナ仕様のV字形状インサートが高精度加工を実現します。
TungCut は、溝幅1.2 mmを誇る、三次元チップブレーカー付きインサートを備えています。
穴径が2~10 mmの場合は、TinyMini-Turn(タイニー・ミニ・ターン)を使用してください。
また、SNGシリーズは研ぎ込みチップブレーカと三次元ブレーカを備え、最小加工径ø8 mmから対応します。
また、最小加工径ø10.5 mmから対応可能な4コーナー仕様のAddInternalCut(アド・インターナル・カット)もございます。
TinyMini-Turnは内部給油方式で、小径加工においても切りくず排出性に優れています。また、刃立ち性の良い切れ刃によって高い生産性と優れた加工面品位を実現しています。
また、4つの内部給油口を備えた新しいスリーブにより、さらに切りくず処理が向上します。
次のことをお試しください:
突き出しを極力短くする
回転を一定にする
必要であれば回転を落とす
インサート幅が狭いものを使い、切削抵抗を落とす
TungTurn-Jetは、すべてのクーラント圧であらゆる加工にお使いいただけます。一番重要なエッジ先端部に直接クーラントを安定的に届けることができ、寿命と切りくず処理性を向上させます。また、DirectTung-Jet System(ダイレクト・タング・ジェット・システム)に対応したTungTurn-Jetと工作機械を使用すれば、面倒なクーラント供給用の外部接続部品を必要としません。
幅違いのブレードとインサートを同一シャンクで使用できるモジュラー式工具により、初期工具費を低減できます。
工具の円形ランピング加工運動により、ねじ山を作る加工です。
回転する工具の径方向の切込みにより、ねじのピッチができます。
多山タイプの刃先交換式工具、深穴用の一山タイプの刃先交換式工具、そしてソリッド工具があります。
難削材や大径のねじ切り加工で大きなメリットがあります。
切削負荷が小さいので工具寿命の延長が期待でき、小型の機械でも大径ねじを加工できます。また、加工中の折損による工具のワーク損失を防ぐことができます。
ThreadMilling Advisor(スレッド・ミリング・アドバイザー)を利用ください。
ThreadMilling Advisor(スレッド・ミリング・アドバイザー)を利用ください。
普通刃は、ねじの山頂のさらいはできませんが、さらい刃付きは、山頂も同時に仕上げます。
ねじ山形状を、別工程で仕上げる必要がなく、一発で仕上げられます。
大量生産ラインに向いています。
流用性に乏しい点です。単一のタイプのねじ形状しか削れません。また、ねじ谷のコーナ形状も決められています。
ひとつのインサートであらゆる種類のねじのピッチをカバーできます。
別工程でのねじ内径・外径仕上げ加工が必要です。
小ロット生産に向いています。
片刃切込み(フランク・インフィード)です。多くの被削材において切りくずのハケが良く、仕上がり面も良好です。
右勝手のホルダで右ねじを、もしくは左勝手のホルダで左ねじを旋削する場合、ポジのリード角の敷金が必要です。
左勝手のホルダで右ねじを、もしくは右勝手のホルダで左ねじを旋削する場合、ネガのリード角の敷金が必要です。
外径、右勝手ホルダ、もしくは内径左勝手のホルダの場合、AEタイプの敷金を使用してください。
内径、右勝手ホルダ、もしくは外径左勝手のホルダの場合、AIタイプの敷金を使用してください。
切れます。(ねじの条数×ピッチ=リード)
AH8015をおすすめします。
AH8015をおすすめします。
切込み深さが浅すぎるとうまく機能しないことがあります。適切な切込み深さはタンガロイ総合カタログにてご確認のうえご利用ください。
適切なインフィード方式を選択してください:
ラジアルインフィード
片刃切込み(フランクインフィード)
千鳥切込み(交互フランクインフィード)
TetraMini-Cut(テトラ・ミニ・カット)もしくはDuoJust-Cut(デュオ・ジャスト・カット)は、フランジの壁際までねじ加工できるホルダ形状になっています。
スチールシャンクでは、最大L/D=2、超硬シャンクおよび「つっぱり一番」シャンクでは、最大L/D=3です。
可能です。敷金と送り方向を変更することで可能です。主軸回転は右ねじと同じ、送り方向は右ねじの逆になります。
DoTwistBall(ドゥー・ツイスト・ボール)・TungForce-Tri(タング・フォース・トライ)・Tung-Tri(タング・トライ)・DoForce-Tri(ドゥー・フォース・トライ)・DoTriple-Mill(ドゥー・トリプル・ミル) などが主なタングフォース製品群です。
技術的革新と焼結技術の発展により、インサートにヘリカル形状の切れ刃とそれに対し非常に鋭いインクリネーション角度を有するすくい角をつけることで、カッタのポジ角(径、軸方向共に)を飛躍的に大きくすることが可能になりました。特にこの特長のことを「ハイポジティブ」と呼ぶことがあります。一般的には、インサートのすくい角を示します。
注:現在ではこの「ハイポジ」は最新技術として認識されていますが、近い将来技術革新が進み、標準仕様になると考えられます。
最新版のカッタの多くは内部給油用の油穴があいており、各インサートに直接切削油を供給します。
条件によって異なります。一般的には同じ切りくず排出量であれば、送りを上げ切込み量を少なくする方が工具寿命が長くなります。
切削条件がおわかりでしたら、Tung-Navi(タング・ナビ)をお使いください。工具検索エンジンはとても便利なツールです。オンラインでのアクセスしていただくか、携帯デバイスへDr. Carbide(ドクター・カーバイド)アプリをダウンロードしていただけます。より細かな工具選択でしたら、営業所・代理店へお問い合わせください。
水溶性切削液をかけ、切削速度を20%落とし加工してください。
以下の通りです。
回転数:n=(Vc×1000)÷(3.14×D)、
送り速度:Vf=fz×Z×n
タンガロイは、1990年に初めて高送り(ハイフィード)カッタを発売して以来、継続して高送り仕様に対応する刃先交換式フライスを提供してまいりました。 DoFeed(ドゥー・フィード)・ DoFeedQuad(ドゥー・クアッド)・ MillQuadFeed(ミル・クアッド・フィード)・ MillFeed(ミル・フィード)・ TungMeister(タング・マイスター)・AddDoFeed(アド・ドゥー・フィード)・DoFeedTri(ドゥー・フィード・トライ) など幅広い製品を取りそろえております。
最も効果が出る加工は、平面・ポケット・深穴などの荒工程に使用されるときです。
切込みが2.5mm以下と限度はありますが、送りの量をかなり高くできるため高い生産性を実現できます。
DoFeedQuad(ドゥー・フィード・クアッド)およびMillQuadFeed(ミル・クアッド・フィード)は、鋼・鋳鉄・ステンレス鋼・耐熱鋼などの正面フライス、重~中切削加工に最適です。
DoFeed(ドゥー・フィード)
MillFeed(ミル・フィード)
MillQuadFeed(ミル・クアッド・フィード)
DoFeedTri(ドゥー・フィード・トライ)
AddDoFeed(アド・ドゥー・フィード)
があります。
MillQuadFeed(ミル・クアッド・フィード)は、インサートのすくい角が非常に鋭いヘリカル切れ刃になっており、難削材切削に理想的な形状をしております。
カッタは、ガレットを大きくとってあり、スムーズな切りくず処理を実現します。
経済性に優れた独自の製品シリーズ「スロットミル・シリーズ」があります。ラインナップは以下の通りです:
TungMini-Slit(タング・ミニ・スリット) – 幅の狭いサイドカッタ、切断にも効果的
TungThin-Slit(タング・シン・スリット)・TungUniversal-Slot(タングユニバーサル・スロット) – 6コーナ仕様の経済性を重視したインサート
TecTangential-Slot(テック・タンジェンシャル・スロット) – 強靭な縦付け4コーナインサート
タンガロイのスロットミル・シリーズは最小1.6mm幅から25mmまで標準でカバーできます。
アーバ取り付けタイプとシャンク一体型とがあります。
底面と側面に切れ刃を備え、底面と左右両側面の三面を同時に加工できるためです。
サイド・フェイスミルカッタは長く深い溝を効率的に削るのに最適で、同種のタイプのカッタにおいては安定性と生産性が最も高い工具です。
ダウンカットです。カッタの回転でワークが押し出されないよう、強固な治具で固定してください。
送り方向が切削応力の方向と同じなので、バックラッシュを防ぐための対策が必要です。
ひとつのTungMeisterのシャンクに、異なったあらゆる種類のヘッドを取り付けることができます。工具交換時間を飛躍的に短縮できます。
TungMeisterは、ハイスや超硬ソリッド工具の上位互換品であり、廃棄される工具を減らし、あらゆる加工ニーズにフレキシブルに対応できます。
ヘッドを専用のシャンクにねじ込むだけです。
まず手で回してねじ込み、レンチを使って締め付けます。
ヘッドはテーパ部とフランジ部によってシャンクとの位置精度が決まります。テーパ部で同芯精度を保ち、フランジ端面で繰り返し精度を出します。
多種多様なヘッドがあります。
以下の通りです:
多刃仕様ヘッドはe8
倣い加工仕上げ用の高精度ヘッドはh6
必要ありません。グリスの塗布など潤滑はしないでください。
シャンクとフランジ面の二面拘束による高い繰り返し精度は、TungMeister(タングマイスター)の強みの一つです。軸方向のヘッドの振れは、±0.02mmです。
正面フライスは最も一般的なフライス加工で、工具の回転中心軸に対して直角な面を削る加工です。加工には様々な種類のカッタが使われます。
切込み角45°のカッタが最もよく使われていますが、丸駒カッタ/高送りカッタ/肩削りカッタ/サイドカッタなども条件により使われます。
長い突き出しでの振動の抑制と、切りくずの薄厚化による生産性の向上です。
薄い壁を持つワーク、治具が弱いワーク、直角立壁が要求されるワークなどの加工に使われます。
強靭な切れ刃構造、耐熱金属に特に適していること、低切削抵抗であることです。
DoTriple-Mill(ドゥー・トリプル・ミル)
DoOcto / DoQuad(ドゥー・オクト)
DoPent(ドゥー・ペント)
TungMill(タング・ミル)
TungEightMill(タング・エイト・ミル)
などがあります。
普通刃のインサートに1枚か2枚のワイパーインサートを混ぜて使用してください。ワイパーインサートは調整機能付き多刃仕様の大径カッターで、回転当たりの送りを高くしたとき特に効果を発揮します。
主力のカッタ製品には、標準品として取り揃えています。
NMSカッタがあります。仕上げのための一部の研磨加工を切削加工に置換え可能です。
側面と底面の2つの面を、同時に切削する加工です。
90°の直角の面を出すことが最も重要です。
ハイポジの切れ刃を持つ、経済性に優れたTタイプ3コーナ仕様のインサートを採用したTung-Tri(タング・トライ)をおすすめします。
DoForce-Tri(ドゥー・フォース・トライ)をおすすめします。Tタイプ両面6コーナ仕様の肩削りカッタです。
以下の通りです:
ExtendedForceMill(エクステンデッド・フォース・ミル)はチタン合金・鋳鉄加工に最適化させた切れ刃形状のインサートを使用
TungTri-Shred(タング・トライ・シュレッド)シリーズは、3つの切れ刃を持つ三角形のインサートを使用
TecMill(テック・ミル)は、4コーナで縦付けインサートを使用
TungRec(タング・レック)・TungQuad(タング・クアッド)は小径加工に対応
ボアタイプ/シャンクタイプ/長刃長タイプ/モデュラタイプ/TungMeister(タング・マイスター)などあらゆる種類の肩削りカッタを取りそろえております。
TungForce-Rec(タング・フォース・レック)は、深堀や溝を加工するに適した小径工具で、超硬ソリッド工具より優れた切削性能を発揮します。
Tung-Tri(タング・トライ)をご使用ください。ハイポジ・ヘリカル構造の切れ刃で、高品位の切削面と壁面精度を実現します。
より深い肩削りには、長刃長のラフィングカッタを使用ください。ラフィングカッタについては、「長刃長のラフィングタイプ肩削りカッタはありますか?」をご参照ください。
長い切れ刃長を持つカッタで、「ラフィングタイプ」「長刃長カッタ」とも呼ばれます。
前後の切れ刃を相互にオフセットさせるようにインサートを配置した構造のカッタです。
ラフィングカッタは長い突き出しの肩削りに適しています。
タンガロイのラフィングカッタはコストパフォーマンスに優れています。
タンガロイのラフィングカッタは、チップスプリッタ切れ刃仕様のインサートを取り付けて荒加工の切削性を向上し、切削動力を低減させることができます。
TungTri-Shred(タング・トライ・シュレッド)をおすすめします。ニック付き切れ刃、3コーナ仕様のTタイプインサートを採用したシリーズで、ニック付き切れ刃は切りくずを細かく切断し、重切削時にも振動を抑制し、切削抵抗を軽減します。
中仕上げに適したカッタを取り揃えています:
Tung-Tri(タング・トライ):3コーナ仕様で経済性にも優れ、ヘリカル刃とワイパーを備えたインサートは特に中仕上げに適しています。
TungTri-Shred(タング・トライ・シュレッド):ハイポジでストレート切れ刃仕様のインサートは中仕上げおよび仕上げ加工に適しています。
サブユニットを追加して加工に作用する切れ刃長を長くできる、モジュラー式工具があります。
あらゆる被削材の加工に適した材種と形状を取り揃えています。
AH3125:鋼、ステンレス鋼
AH120およびT1215:鋳鉄
KS05F:非鉄金属
などです。
2次元および三次元の凹凸面を多軸で制御しながら加工するフライス加工のことです。
一番は金型産業、次に航空機産業ですが、倣いフライス加工は、多かれ少なかれ、あらゆる産業で使われています。
超硬ソリッドや刃先交換式の丸駒インサート、ボールノーズ工具です。
ボールノーズ・エンドミルによる加工では、切れ刃が工具中心に近づくにつれて切削速度がほぼゼロになるという問題があります。切りくずの排出も中心部のチゼル付近ではスペースがほとんどないため、困難になります。
この問題を解決するためには、ワークに対して主軸を10-15°ほど傾けてください。これにより切削ポイントを中心部からずらすことができます。
最低切削速度が高くなる・工具寿命と切りくず排出が改善する・面粗度が向上するなどがあります。
DoTwistBall(ドゥ・ツイスト・ボール)です。ハイポジの切れ刃を備えたねじれ形状のインサートと、そのねじれ形状をしっかりと受けるよう設計されたインサート座によりインサートの高い繰り返し精度と安定性を実現します。
また4コーナ仕様のインサートは、120°の広がりを持つ切れ刃を持ち、ランピング(斜め送り)加工にも適しています。
以下の工具があります。
DoTwistBall(ドゥー・ツイスト・ボール)
BallFinishNose(ボール・フィニッシュ・ノーズ)
DoMini-Mill(ドゥー・ミニ・ミル)
FixRMill(フィックス・アール・ミル)
RoundSplit(ラウンド・スプリット)
超硬ソリッドボールノーズエンドミル
TungMeister(タング・マイスター)のボールノーズヘッド
長年にわたりギア加工用ソリューション工具を製造・販売しております。
加工可能なモジュールは以下の通りです:
内径 | 外径 | |
荒加工 | M6 – M36 | M6 – M36 |
仕上げ加工 | M6 – M22 | M6 – M22 |
モジュールに応じてDIN規格で7-8等級(JIS:N7-N8)です。
径によります。DrillMeister(ドリル・マイスター)の場合、6mm径では最小流量は毎分5リットル、20mm径では毎分18リットルです。
工具径と工具長によります。DrillMeister(ドリル・マイスター)の場合、径6mm・L/D=8では14バール、径25mm・L/D=12では5バールです。
安定した条件で生じる振れは100mmで0.03-0.2mmです。ただし、突き出し長さ・機械の性能・治具・アーバなどにより変わります。
DrillMeisterは、ボーリング加工に使用できる設計になっていません。工具が破損するおそれがあります。
工具のシャンクタイプに適合したものをお使いください。例えば丸シャンクの場合、精度が出せるのは油圧タイプのアーバです。
インサートのコーナから2-3mm下がったところを超えないようにしてください。
通常は必要ありません。L/Dが8以上の場合はガイド穴が必要です。
送りを20%ほど下げてください。この場合の最大ドリル深さはL/Dの3倍です。
下穴径が、仕上げ穴径の1/4より小さい場合にのみ可能です。
TungSix-Drill(タング・シックス・ドリル)です。世界でもまれな6コーナ仕様刃先交換式ドリルです。
独自な中心刃形状による刃先強度を向上、経済的な6コーナドリルインサートでコスト削減、そして強断続加工でも安定加工が可能なことです。
できます。TungSix-Drillのインサートは独自のすくい角形状を持ち、ポジインサートを使った時と同じような形状の切りくずを排出します。
ステンレス鋼や低炭素鋼の加工にはDSタイプのチップブレーカを使用してください。
DeepTri-Drill(ディープ・トライ・ドリル)は、深穴加工において高い生産性を実現します。
標準設定の DeepTri-Drill はL/D=8・10・15・20・25・35・40・45です。2.4メートル(8フィート)までの深穴加工も、受注生産で承ります。
インサートの刃先に切りくずを細分化するチップスプリッタが付いているため、切りくず排出性が向上することです。これは、あらゆる被削材を切削する上で非常に重要な要素です。
2枚のガイドパッドにより、IT10等級の穴あけが可能です。また、高い真直度と面品位を確保します。
可能です。同一のインサートとガイドパッドが取り付け可能なBTAドリルヘッドの設定があります。
使えます。適切なクーラント圧と量については、タンガロイの総合カタログでご確認ください。