株式会社タンガロイ(社長:木下聡、本社:福島県いわき市好間工業団地11-1)は、小径加工向け高速スピンドルユニット『SpinJet』の新世代モデルを2026年5月25日発売します。専用アプリによる回転数モニタリング機能と、カートリッジ方式の採用により導入・保守コストを削減し、既存設備を活かした高精度・高効率加工を実現します。

加工課題やマーケットの状況
金型や自動車、重工業などの分野では、より高精度かつ効率的な加工が求められています。しかし、小径加工を中心とした汎用機械では、回転数の制約や機械の老朽化による生産性低下が課題となっています。特に従来のSpinJetでは、回転数を把握するために別売りの専用モニターが必要で、導入コストや管理の手間が発生していました。さらに、スピンドルとインターフェースが一体構造のため、スピンドルの故障時にはユニットごとの再購入が避けられず、コスト負担も大きい状況です。現場では、既存設備を活かしながら高速・高精度加工を実現する新たなソリューションが強く求められています。
製品概要
SpinJetは、既存の工作機械に装着することで、小径工具の高速回転および高能率加工を可能にする増速スピンドルです。クーラント圧を利用して専用タービンを駆動するため、省エネルギー性に優れ、クーラントジェットによる冷却効果により工具寿命の向上と安定加工に貢献します。
製品の特長とメリット
特長1:アプリによる回転数モニタリング
– 無料でダウンロードできる専用アプリで、リアルタイムに回転数を確認可能。
– 専用モニターが不要となり、導入コストを大幅に削減。
– スマートフォンやタブレットで簡単に操作でき、現場での利便性が向上。
特長2:カートリッジ方式スピンドル駆動部
– スピンドル駆動部を共通化したカートリッジ構造を採用。
– 異なるインターフェース間での共有が可能になり、設備の汎用性が向上。
– 故障時はカートリッジのみを交換すれば良いため、メンテナンスコストを低減。
特長3:多様なインターフェースに対応
– ER32、BT40、HSK-A63、C6、ST20、CAT40など、幅広いインターフェースに対応。
– 既存設備にそのまま取り付け可能で、追加投資を最小限に抑制。
– 多様な機械環境で一貫したスピンドル性能を発揮し、設備全体の稼働効率を最大化。