TetraMini-Cutに刃幅公差±0.01mmの高精度溝入れ加工用CBNインサート『TCN形』を拡充

株式会社タンガロイ(社長:木下聡、本社:福島県いわき市好間工業団地11-1)は、高精度溝入れ加工用刃先交換式工具『TetraMini-Cut』シリーズに、刃幅公差±0.01mmの高精度CBNインサートを追加し、2026年5月11日より全国で発売を開始します。焼入れ鋼部品の溝入れ加工における寸法ばらつきを抑え、安定した加工精度と高品位な仕上げ面を実現します。

加工課題やマーケットの状況

自動車部品や機械部品では、耐摩耗性や強度を確保するために焼入れ鋼が多く使用されており、これらの部品に求められる溝入れ加工の精度は年々高まっています。しかし、従来の溝入れ加工用CBNインサートでは刃幅精度が±0.02~0.05mm程度にとどまり、寸法ばらつきや仕上げ面の品質安定に課題がありました。そのため、高精度な加工を要求するユーザーでは、後工程での修正や追加加工が発生し、生産効率やコスト面での負担が大きくなっていました。市場では、こうした課題を解消し、安定した寸法精度と高品質な加工面を実現できる新しいソリューションが強く求められています。

製品の特長と便益

特長1:刃幅公差±0.01mmによる高精度溝入れ加工

  • 刃幅公差±0.01mmの高精度設計により、安定した溝寸法精度を実現
  • 製品間のばらつきを最小限に抑え、仕上げ精度の再現性を向上
  • 高精度な溝入れが求められる精密部品加工に最適

 

特長2:高剛性TetraMini-Cut構造による安定加工

  • 独自のクランプ構造により、インサートの保持剛性を強化
  • 切削時のびびりや寸法変動を抑制し、安定した加工品質を確保
  • 小型工具でも高い信頼性を発揮し、長時間の連続加工に対応

 

特長3:BX360材種による優れた耐摩耗性と耐欠損性

  • CBN材種BX360を採用し、焼入れ鋼の溝入れ加工に最適化
  • 高硬度材でも長寿命を実現し、工具交換頻度を低減
  • 耐摩耗性と耐欠損性のバランスにより、安定した加工面品質を維持

特長4:特殊刃幅インサートの受注対応

  • 標準ラインアップに加え、特殊刃幅仕様も受注生産可能
  • 多様な加工ニーズに柔軟に対応し、最適な溝形状を提供
  • ユーザーの生産性向上と工程最適化に貢献

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