株式会社タンガロイ(社長:木下聡、本社:福島県いわき市好間工業団地11-1)は、平面加工用超低抵抗カッタ『TungEight-Mill』(タング・エイト・ミル)を、2019年12月16日より全国で発売します。
■概要
株式会社タンガロイ(社長:木下聡、本社:福島県いわき市好間工業団地11-1)は、平面加工用超低抵抗カッタ『TungEight-Mill』(タング・エイト・ミル)を、2019年12月16日より全国で発売します。
TungEight-Millは、荒加工から仕上げ加工まで幅広い用途で使用できる8角形のポジインサートを搭載した平面加工用カッタで、従来品よりも低抵抗化が図られており、BT30主軸機のような低馬力・低剛性の機械にて、より高能率に加工できます。
大きなすくい角のインサートは、鋼だけでなくステンレス鋼等のねばい材質の加工でも、排出のし易いつるまき状の切りくずを生成し、様々な被削材の安定加工に貢献します。インサートの側面部には二段逃げ面を採用し、切れ刃の強度を向上し、優れた耐欠損性を実現しております。汎用のMMブレーカは8コーナ式、ワイパーのMWブレーカは、4コーナ式で、従来品よりも経済性に優れた仕様です。材種は鋼・ステンレス鋼用のAH3135と、鋳鉄向けのAH120の2材種を設定しております。
カッタボディは、インサート締付ねじを完全に外さなくてもコーナチェンジが可能な仕様となっており、ねじやインサートの落下を予防します。カッタボディの取り付け仕様としてはボアタイプを準備しており、工具径φ50~φ160までをラインナップしております。
- 主な特長
- 従来品よりも低抵抗化を図り、低馬力・低剛性の機械にて、より高能率な加工に対応
- ステンレス鋼のようなねばい材質の加工でも、排出しやすいつるまき状の切りくずを生成
- 切れ刃の強度を向上させる二段逃げ面を採用し、優れた耐欠損性
- 経済的な8コーナ仕様の汎用ブレーカと、4コーナ仕様のワイパーを設定
■主な形番、標準価格
●カッタボディ
TAOW05M050B22.0R04 | 39,700円(税込み43,670円) |
TAOW05M160B40.0R12 | 109,600円(税込み120,560円) |
●インサート
OWMT05T3AFER-MM AH3135 | 1,130円(税込み1,243円) |
OWHT05T3C07AFER-MW AH120 | 1,550円(税込み1,705円) |
計24アイテム