小径・多刃で高能率加工を実現するタンガロイのハイエンド直角肩削りシリーズが、さらに幅広い加工に対応
株式会社タンガロイ（社長：木下聡、本社：福島県いわき市好間工業団地11-1）は、小径・多刃仕様で高能率な直角肩削りを実現する『TungForceRec（タング・フォース・レック）』シリーズに12サイズを追加し、2021年8月30日より全国で発売を開始します。
製品情報
■概要
強固なインサートクランプ機構によって抜群の信頼性を誇る、小径・多刃仕様の直角肩削りカッタ『TungForceRec』シリーズに、12サイズを追加します。
従来の06サイズで定評のあった、底面にV字型形状サポートを持つインサートの基本仕様はそのままに、切れ刃を約2倍に伸ばしました。また、インサート座も06シリーズ同様、大きなバックメタルを持たせ、止めねじを長くすることで、大きな切込みにも対応できる高い工具剛性を確保しています。
さらに、ø16mmで3枚刃、ø50mmで12枚刃など他社同等工具の1.5倍となる業界最多の刃数を実現。これにより、同等の刃当り送りでも送り速度が上がり、高能率加工が可能となります。
ボディには、標準シャンク、ロングシャンク、モジュラータイプ、ボアタイプを設定。インサートには、コーナR=0.4mm～3.0mmを揃えた汎用のMM形と、アルミ合金加工用AM形など合計26アイテムを揃えました。
小径・多刃仕様で小型部品の直角肩加工を実現する『TungForceRec』シリーズは、12サイズの追加によってさらに加工範囲が拡大し、お客様の加工能率向上に大きく貢献します。
■『TungForceRec』の特長
- 高い安定性
- 独自のV字型形状インサートを採用し、カッタボディ中心部の心厚とインサートを支えるバックメタルの厚みを最大化したことで、工具剛性が向上。びびりのない安定加工を実現します。
- 高い耐欠損性を実現したインサート
- 独創的なインサート形状を採用し、同一サイズの従来品よりも刃先強度と切れ味を両立させたことで、より高い条件下でも、安定した長寿命を実現できます。
■主な形番、標準価格
ボディ
| EPAV12M016C16.0R03 | 33,700円（税込み37,070円） |
| TPAV12M050B22.0R12 | 99,300円（税込み109,230円） |
インサート
| AVGT120408PDFR-AM KS05F | 1,220円（税込み1,342円） |
| AVMT120404PDER-MM AH3225 | 990円（税込み1,089円） |
| AVMT120408PDER-MM AH3225 | 990円（税込み1,089円） |
| AVMT120430PDER-MM AH3225 | 990円（税込み1,089円） |
計26アイテム
