焼入れ鋼の溝壁面仕上げや溝底加工で抜群の切りくず処理性を発揮
株式会社タンガロイ（社長：木下聡、本社：福島県いわき市好間工業団地11-1）は、多機能溝入れシステム『TungCut』シリーズに3 次元チップブレーカ付きCBN インサート「STX 形」を追加し、2024年1月9日より全国で発売を開始します。
■製品の特長
- 『TungCut（タング・カット）』は、豊富なアイテムを誇る多機能溝入れシステム。
- 多種多様なチップブレーカ、材種を持つインサート群。外径溝入れ・突っ切り・内径溝入れ・端面溝入れと、あらゆる突っ切り溝入れ加工に対応。
■拡充品のポイント
- チップブレーカ付きCBNインサートSTX形を追加。
- 焼き入れ鋼の溝入れ加工、横送り加工で優れた切りくず処理性能を発揮。
- 特殊技術でCBN部分に三次元チップブレーカを成形。独自のブレーカ形状で溝入れだけでなく、壁面加工・横送り加工においても切りくず処理が可能。
- インサート材種には、靭性の高いBX360を採用。切れ刃への負荷が高い溝入れ加工においても高い信頼性を発揮し、安定した長寿命を実現。
- CBNの接合には、ろう付け強度の高い「Wavy Joint」技術を採用。刃先強度、信頼性が大幅向上。
■おすすめのユースケース
- 焼き入れ鋼の溝仕上げ加工で、切りくずが工具に絡みついて加工時間をロスしているお客様
- 焼き入れ鋼の溝壁面と溝底の仕上げ加工を1本の工具に集約したいお客様。
- 溝加工において、加工物の硬度が高く、超硬材種寿命を改善したいお客様。
■主な形番、標準価格
| STX200-020 BX360 | 13,100 円（税込み14,410 円） |
| STX500-020 BX360 | 16,200 円（税込み17,820 円） |
計4アイテム