鋼、鋳鉄、難削材加工で更なる長寿命化を実現
株式会社タンガロイ(社長:木下聡、本社:福島県いわき市好間工業団地11-1)は、縦インサートタイプの採用で、剛性が高く重切削に適した直角肩加工・平面加工用カッタ『TecMill』(テック・ミル)用インサートに最新のAH3225、AH8015材種を拡充し、2023年3月27日より全国で発売を開始します。
製品情報
■概要
『TecMill』は、中~大型機械での重切削、荒加工に最適な直角肩加工・平面加工用カッタシリーズです。刃先強度の高い縦インサート型を採用し、ボディの心厚が大きく工具剛性も高いことから、重切削においても安定した高能率加工を実現しています。
今回、この『TecMill』用インサートに、最新の「AH3225」と、「AH8015」材種を拡充します。
「AH3225」材種は3つの技術を融合した「トリプルNanoコーティング」と耐欠損性に優れた専用母材と組合わせることで、高い信頼性を獲得しています。これによって、特に鋼加工において驚異的な長寿命化を実現しています。また、「AH8015」材種は、硬度の高いPVD被膜と靭性に優れた専用母材との組合せによって、耐熱合金や鋳鉄の加工で安定した寿命性能を発揮します。
この2材種の拡充によって、『TecMill』は幅広い被削材の荒加工において、高能率と長寿命を両立させ、加工費低減に大いに貢献いたします。
■主な形番、標準価格
LMMU110708PNER-MJ AH3225 | 1,730円(税込み1,903円) |
LMMU110708PNER-MJ AH8015 | 1,730円(税込み1,903円) |
LMMU160916PNER-MJ AH3225 | 1,990円(税込み2,189円) |
LMMU160916PNER-MJ AH8015 | 1,990円(税込み2,189円) |
計10アイテム